戦略経営者掲載コラム

明治時代のキリスト教系保育の流れを継ぎ90年超の歴史を持つ仙台愛隣会穀町保育園。「子どもの安心できる生活の場」という理念を地域に伝え、少子高齢化時代の園児確保のため、2010年開設のHPを戦略的にリニューアルしてきた。

銘木業から化粧材製材業へ転換したドリーミィ大和は、原口直樹社長の「木の価値を守り、未来へ届けるために」という理念のもと、燻煙熱乾燥技術を活かした独自ブランドを確立。現在はBtoC事業の拡大を目指している。

静岡や愛知で福祉用具レンタルを手掛ける有限会社エコワークス。「福祉用具レンタルといえば、葉っぱのマークのエコワークス」新事業開始でHPを刷新、デザインや内容を強化することで今後の展望やデジタル戦略につなげる。

千代田動物病院は、地域密着で犬や猫などコンパニオンアニマルのための医療を提供、飼い主の気持ちに寄り添う姿勢を重視している。移転で「病院の顔」となるHPをリニューアル、ユーザーファーストで経営に活用している。

株式会社カワセ精工は、岐阜県大垣市の金属加工企業で、高度な加工技術を持ち、プレスや溶接、組み立てまでワンストップで対応。地域密着と「三方よし経営」を掲げ、昨年HPを刷新し、常に革新を続けている。

創業70周年、静岡県駿東郡の総合商社三共鋼材株式会社は鋼材をはじめ住宅設備や工具など、さまざまな資材を扱う。人手不足が深刻化した現代では欠かせない人材戦略にHPを上手く活用し、生き残りの道を描いている。

岡山県津山市の山本建材株式会社は、金属製建具の施工・販売を手がける。課題は職人の高齢化と若手育成であり、2021年に事業を継承した山本社長は、デジタル技術を活用し効率化と人材育成に力を入れる方針だ。

1987年創業の平野製作所は大阪府柏原市の町工場で、薬剤師出身の平野社長が継承した。残業ゼロの働き方改革や新社屋建設に挑戦。社長自ら運営するHPは「社長と話しているようだ」と評判で、営業や採用にも活用している。

1927年創業の丸幸水産は、学校給食向けに高品質な魚を提供する老舗企業だ。近年は人材確保が課題となり、7年前からHPを活用した採用活動を強化。その取り組みについて社長と担当者に話を聞いた。

1967年創業の株式会社三枝設備工業所は、水道・空調設備工事を手掛ける。若手採用が成長の鍵と考える三枝丈次社長は、自社HPを開設。公共工事からリフォームまで対応する同社のHP活用戦略とその効果を聞いた。

地域の牛乳屋さんとして創業70年以上の歴史を重ねる斎藤商事株式会社。2014年から代表を務める根岸正一社長は、HPを営業力推進や組織作りに活用。乳製品の宅配に加え多様な商品を扱う同社のHP活用戦略を聞いた。

愛和義肢製作所は、3DプリンタやAI技術を導入し、義肢製作の技術を追求。ユーザーの希望に寄り添う体制を整え、業界に大きな影響を与えている。創業者・林伸太郎社長に、未来を見据えた経営戦略とHPについて聞いた。