採用・事業拡大に好影響!HP刷新で照会殺到

採用・事業拡大に好影響!HP刷新で照会殺到

富士山麓を望む駿河湾にほど近い場所で、変電設備に不可欠な圧力容器や、工場内で使われるクレーン関連製品の製作を手掛ける株式会社エノモト工業。
高い製缶溶接の技術を武器に、多くの企業から頼りにされている同社では技術力の向上や安定生産に向けた採用と教育にも力を入れている。さらにもう一つ、阿久津和之社長が取り組んでいるのがHPを通じた情報発信だ。

社会インフラを支える溶接技術

──業容を教えてください。

阿久津 1967年の創業以来、圧力容器の製作・組み立て、産業用機械、クレーン関連部材の製缶・溶接を中心に、社会インフラを支えるものづくりを手掛けてきました。私で3代目となります。手掛ける圧力容器は変電設備に使われるため、50~70年間の使用を想定した耐久性が求められます。従って材料手配から溶接、検査まで一貫した体制で絶対に漏れない製品を作ることが使命だと考えています。

──事業の特徴や強みは?

阿久津 製缶溶接技術を応用し、歪みを読み、材料特性を理解し、長期安定を前提とする溶接を行う。この技術こそが、当社の最大の強みです。長年の実績から、沼津周辺の電力関連企業に信頼をいただいています。現在の売り上げの6~7割は変電設備向け圧力容器、2~3割は天井クレーン関連製品が占めています。


──改革を進めているとか。

阿久津 私が入社した当時は職人気質が強く、「俺の背中を見て覚えろ」の世界でした。しかし、こうしたスタイルでは技術の継承には限界があり、品質の標準化を目指す上で大きなハードルだと感じていました。そこで、現場で明文化されてこなかったものづくりの技術を独自のスキルマップをもとに、丁寧に、確実に若い世代に伝える教育体制を作ってきました。現在は、女性の溶接工も活躍し始め、ものづくりの現場の雰囲気がいい方向に変化しています。
品質の標準化やマニュアル化という点ではまだまだ道半ばですが、ものづくりを目指す若い人材が安心して成長できる会社にしたいと思っています。

──今後の事業展開は?

阿久津 データセンターや半導体工場の新設、EV車の普及、再生エネルギー需要の拡大など電気需要はますます増えています。変電設備の新設工事はもちろん、老朽化した設備の更新に伴い、当社が手掛ける製品の需要は全国的に広がっています。ゆえに非鉄金属の溶接技術の確立や人材育成、設備投資をさらに進め、変電設備分野をより力強く支えられる体制を整えていきたいと考えています。今後は新工場の建設を視野に入れ、顧客のニーズに応えられる生産規模へ拡大していく予定です。そのためにも、人材の獲得や自社のものづくり技術の発信は、これから不可欠な経営の一手と言えるでしょう。


「伝わる」HPへ

──以前のHPの課題は?

阿久津 更新作業が発生するたびに手間と費用がかかっていました。ちょっとした写真の差し替えをするだけでも見積もりを出してもらって、依頼をするという流れを踏む必要がありました。そのため、気軽に更新したくても、二の足を踏んでしまい、なかなか会社の実態を発信できない状態が続き、デザインも暗いことから、初めて見た方が離脱してしまう印象がありました。

──リニューアルを決めたきっかけを教えてください。

阿久津 長年お世話になっている末光拓史税理士事務所さんから紹介された『戦略経営者』に掲載されている、アイ・モバイル社が提供するサービスの記事を読み、ここなら、と思ったのがきっかけです。更新しやすく、企業の魅力を引き出すHP制作に強いという特徴は、当社が抱えていた課題を解決するのに役立つのではと確信。末光先生にも背中を押していただき、依頼を決断しました。


──こだわりのポイントは?

阿久津 まずは「会社の姿勢をきちんと伝えること」を重視しました。例えば、年間休日125日、賞与年3回、設備投資による職場環境改善など、当社が取り組んできたことを正しく発信したいと思っていました。
採用面では、実際に働く人の姿を掲載し、保護者の方にも安心していただける構成にしました。また、以前のHPはどことなく暗い印象だったため、デザインを一新。明るく開かれた会社であることをアピールできる形にしてもらいました。コンテンツの構成はもちろんですが、デザインに関しても、アイ・モバイル社はわれわれの意図を汲くんだ提案をしてくれました。


実感したHPの力と今後の挑戦

──リニューアル後の変化を教えてください。

阿久津 まず驚いたのが、ページビュー数が以前のHPと比べて桁違いに増えたことです。問い合わせメールも増加し、外国人材採用の提案や薄板加工の依頼など幅広く届くようになりました。内容は必ずしも受注に直接つながるものばかりではありませんが、「会社が見つけてもらえる存在になった」という手応えが確実にあります。

── 運用面はいかがですか。

阿久津 アイ・モバイル社の担当者が親身に寄り添ってくれ、更新について相談すればすぐ対応してくれます。定期的に届くHP成果レポートも良いですね。自社のHPがどのように見られているかを確認できるので、忙しい中でも自然とウェブ戦略を意識できる体制になりました。

──今後の展望は?

阿久津 動画での情報発信に挑戦します。溶接の歪み取り、段取り、技術の考え方など、職人が普段は他社に見せないノウハウを公開し、ものづくりに興味を持つ方や取引先へ向けたPRにつなげたいですね。実際に、他の溶接工がどのような技術をものづくりに取り入れているのかを動画で探している若い世代の職人は数多くいます。ユーチューブなどのSNSはしがらみなく技術のノウハウを発信できる場所なので、大いに活用していきたいですね。
HPは技術と人を発信し、会社の未来を広げる大切なツールです。これからも更新を続け、エノモト工業の魅力を発信していきたいと思っています。

(取材協力・末光拓史税理士事務所


株式会社エノモト工業
住所:〒410-0314 静岡県沼津市一本松 163
URL:https://www.enomoto-kogyo.co.jp/

(インタビュー・構成/アイ・モバイル 株式会社)
株式会社TKC発行のビジネス情報誌「戦略経営者」に掲載された連載記事を掲載しております。

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