動画や写真を多彩に活用し保育園の魅力を発信中!

動画や写真を多彩に活用し保育園の魅力を発信中!

2024年に開園から50年を迎える社会福祉法人光風会 風間保育園(風間保育園)園児が裸足で駆け回る芝生のグラウンドが広がる保育園だ。同園では21年冬にHPをリニューアル。トップページにはドローン撮影された動画も取り入れ、園の様子をわかりやすく伝えている。地域の子育て世代向けのイベントも開催している同園のHP戦略を、理事長の北村好孝氏、園長の柳澤安江氏、そしてHP担当の北島優子氏に聞いた。

言葉のシャワーを浴びて健やかに

──創業のきっかけは?

北村 最初は、近くにあった工場にお勤めの方々のお子さまをお預かりする託児所としてスタートしました。時代の流れを受け、長野市から「保育園として整備してみては」というお声をいただいたことで開園。現在に至ります。

──特長は?

柳澤 子ども第一主義で、家庭的な雰囲気を心がけています。園内では、上履きをあえて履かず素足。子どもたちが自宅にいるようなリラックスした環境で保育園生活を送れるだけでなく、足裏から刺激を受けることで、健やかな成長につながると考えています。

──園の環境も素敵です。

柳澤 芝生のグラウンドは他の園にはない特長です。サッカーグラウンドの芝生施工を手掛けている方が当園の卒園生だったご縁もあり、園庭を芝生にしました。組体操の練習をしたり、普段駆け回ったりする際にも足元がふかふかだと子どもたちがのびのびと過ごせます。芝生は水はけも良く、雨が降った後のイベント開催時にもグラウンドが水浸しになるという心配がありません。

──保育方針は?

柳澤 子どもたちが言葉のシャワーをたくさん浴びて過ごせるような保育をしています。例えば、絵本の読み聞かせもそのひとつ。園内には4000冊の絵本があり、毎朝絵本の読み聞かせから1日がスタートし、その後は素直なきれいな声でお友だちと一緒に歌う「うたのじかん」も設けています。保育士と一緒に東京で実施される「子どもたちの歌の発声練習に関する研修」を受けに行って始めた取り組みですが、今では風間保育園の大きな魅力となっています。
北村 私は歯科医師でもあるので、園児たちの歯の健診も行っています。遊んでいるときに転んで歯を遊具や床にぶつけてしまったときにも、すぐに駆けつけられるなど、子どもたちの安全と健康を守る体制も整っていると言えるかもしれません。


HPの整備は時代の要請

──HP刷新のきっかけは?

北村 簡易なHPはあったのですが、当保育園の魅力を伝えているとは言い難いものでした。世はデジタル時代でもあり、HPをきちんと整えることは時代の要請だと思ったのがきっかけです。
柳澤 20年以上お付き合いのある倉石浩芳税理士事務所の倉石先生に相談したところ、アイ・モバイルさんを紹介いただきました。

──制作はどのように?

北島  アイ・モバイルさんから詳しい説明を受けたのが、21年の秋ごろ。その後、素材や掲載内容を考え、サイト構成やデザインに関する打ち合わせを経て、公開となったのはその年の冬です。トップページにはドローン撮影された芝生のグラウンドで子どもたちが過ごす動画を使用しました。 動画は当園に芝生を施工してくれた方が撮影した素材を使用しています。そのほかは保育士たちが日々撮影していた写真などを使っています。HPのトップページに動画が入ることで、インパクトもありますし、子どもたちの生き生きとした様子や園の環境をアピールできるHPになりました。


「子育てサロン」にも大きな反響が

──HP刷新の手応えは?

北島 入園を検討されている保護者の方や地域の方に対するイメージアップにつながっていると感じています。
アイ・モバイルさんのHPは写真も数多く掲載できるので、23 年度から日々の行事や園の様子を写真入りでこまめに発信してきました。ビジュアル面で魅力的かつ見やすく整えることで、当園に興味を持っていただければと期待していましたが、現在月間のページ閲覧数は900件以上と多くの方がHPを見てくださっています。

──反響は?

北島 新しく始めた『おしゃべりくれよん』という子育てサロンは、思った以上にHPからの反響が大きく、問い合わせや予約がたくさんありました。毎週木曜日開催なのですが、参加親子が絶えることがありません。常連になってくださる方もいて、うれしい限りです。

──今後の展望は?

北島 日々の様子だけでなく、園の考え方やカルチャーも伝わるように「園長先生専用ページ」の増設を予定しています。今までは月1回発行の保護者向けのお便りで、園長先生に雑談コラムを書いてもらっていましたが、今後はもっと詳細な日々の出来事や考え方などをコラムで伝えていきたいと考えています。
柳澤 新卒採用の求人ページも力を入れていきたいと思っています。これまでは実習生を中心に採用していましたがこれからは採用がむずかしくなってくると考えています。若い世代はスマホでの情報収集が当たり前。だからこそ、オンライン上での情報発信が重要です。学生さんたちがHPを通じて当園に魅力を感じ、応募につながってくれればと期待しています。アイ・モバイルさんはサポートも丁寧なので、少しずつ必要な情報を積み重ね、より良いHPにしていく予定です。

取材協力:倉石浩芳税理士事務所

社会福祉法人光風会 風間保育園
TEL:026-221-5496
住所:長野市大字風間1910-1
URL:https://www.kazamahoikuen.com/


(インタビュー・構成/アイ・モバイル 株式会社)
株式会社TKC発行のビジネス情報誌「戦略経営者」に掲載された連載記事を掲載しております。

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