新市場を開拓する

 マーケットプレイス

商品や材料の仕入れや販売には、マーケットプレイスの活用も効果的です。従来のマーケットプレイスは展示会等を通じた、いわゆる「リアル」な出会いがきっかけでした。  

インターネットの普及により盛んになった電子商取引は一対多の商取引ですが、それをさらに発展させたeマーケットプレイスと呼ばれる、インターネット上に設けられた多対多の取引サービスが一般化してきました。この代表例は、ネット通販大手のAmazon(アマゾン)による、Amazonマーケットプレイス等です。Amazonマーケットプレイスでは個人や企業が出品した商品がAmazonの出品する商品と一緒に表示されます。  

マーケットプレイスは、売り手と買い手が直接取引を行なう、中間流通業者を経由しない取引なので、流通の効率化という経営改善が可能です。売り手側は、新規取引先開拓(顧客や販路)、物流コストや在庫管理コストの削減が期待できます。買い手側は、調達コストの削減が期待できるのと同時に、小ロット短納期の取引先を開拓できれば、在庫の圧縮および緊急調達手段の確保も実現できます。  

インターネット上のマーケットプレイスは企業の規模や国籍に左右されないオープンで公平な取引ができる手法として注目されています。近年、中国という巨大市場の成長を受けて、中国で展開するマーケットプレイスが活発な動きを見せています。 各業種に特化した様々な分野のマーケットプレイスもあります。状況に応じて活用しましょう。

実施の手順

ポイント

  • 出品企業や商材を確認し、調達したい商材、販売したい商材とマッチしたマーケットプレイスを選択しましょう。 
  • マーケットプレイス利用の際には手数料が発生するケースがほとんどです。小口取引がメインの場合には、調達コストや販売コストが高くつく場合もありますので、購入数量や販売数量を考慮した上で活用しましょう。 
  • リアルなマーケットプレイスの活用も併せて検討しましょう。