より詳しく知る、現状を分析をする

 定性調査 デプス・インタビュー (1対1のインタビュー)

デプス・インタビュー (1対1のインタビュー)は、インタビュアーが対象者と面接しながら、1対1で話を聞く手法です。対象者のペースで落ち着いてじっくり話を進められるため、対象者の行動背景や心理、潜在ニーズをより深く探りたい場合に向いています。また人前でなかなか話しにくいような調査内容(例えば健康や家計等)の際に有効な調査手法です。  

デプス・インタビューは、対象者の関心や反応に合わせて質問を変化させ、より詳細で率直な声や、対象者自身も意識していないような深層にある動機や欲求を探ることも可能です。また協力の意思はあってもグループ・インタビューでは実施日時の調整が難しい人にもインタビューすることができます。一方で、グループ・インタビューと比較して、対象者全員へのインタビュー実施と結果の分析に時間と費用がかかる等のデメリットもあります。パーソナル・インタビューやワンオンワン(1on1) ・インタビューと言われることもあります。

実施の手順

ポイント

  • 対象者条件の検討は慎重に
    少人数で実施するため、対象者の偏りが生じ、実態と異なる調査結果が出る場合があります。性別・年齢・地域・使用頻度等、条件は慎重に検討します。 
  • インタビューフローは十分に練る
    限られた時間を有効活用できるよう、確認したい項目やどのように進めていくかをインタビュアーと詳しく話し合っておきます。 
  • インタビュアーの質
    対象者をリラックスさせ、話をしてもらうコミュニケーション能力が必要です。 
  • できれば専門の会場で
    マジックミラー付のインタビュールームは、別の部屋からインタビューの様子を見ることができます。 
  • 費用の目安
    対象者のリクルートが比較的簡単なデプス・インタビューを5名実施するとして、50万円程度。