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 定性調査 フォーカス・グループ・インタビュー(FGI)

フォーカス・グループ・インタビューは、少人数のグループ(6~8名程度)を対象に、モデレーター(司会)が座談会形式でインタビューを行い、定性的な情報を得る手法です。新商品のアイデアに対する感想や消費活動の背景(心理、購入・消費パターン等)を探る等、参加者(以下、対象者)の生の声を直接聞くことができ、定量調査では捉えきれない行動の裏側にある情報を把握することが可能です。  

グループでインタビューを実施するため、対象者同士の意見交換により話題が発展していく点が、デプス・インタビュー (1対1のインタビュー)や定量調査と異なります。商品やサービスのターゲットとなる消費者の心理・行動(過程)を把握するようなケースに向いています。  

フォーカス・グループ・インタビューは比較的実施しやすい調査手法ですが、ターゲット集団を反映するような対象者を慎重に選定する必要があります。FGI、グルイン、グループ・ディスカッションと言われることもあります。  

また最近では、インターネット経由で、フォーカスグループを実施するサービスも出て来ています。参加者を調査専門のインターネットコミュニティに集め、特定の日数(モデレーターが投げかける)特定のテーマについて、対話や議論をしてもらうのです。対面式のフォーカス・グループにくらべ、自宅などから、好きな時間に意見を書き込めるなどの特徴があります。

実施の手順

ポイント

  • 対象者条件の検討は慎重に 少人数で実施するため、対象者の偏りが生じ、実態と異なる調査結果が出る場合があります。性別・年齢・地域・使用頻度等、条件は慎重に検討します。 
  • 意見交換しやすいグループ構成 意見交換しやすいグループ構成(男女別、年齢別等)にします。 
  • インタビューフローは十分に練る 限られた時間を有効活用できるよう、確認したい項目やどのように進めていくかをモデレーターと詳しく話し合っておきます。 
  • モデレーターの質 活発な発言をうながし、グループ内で話題が発展していくようなインタビュー技術が必要です。 
  • できれば専門の会場で マジックミラー付のインタビュールームは、別の部屋からグループの様子を見ることができます。 
  • 費用の目安 対象者のリクルートが比較的簡単なインタビューを 2グループ実施するとして、120万円程度。