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2014-01-07

【ウェブ戦略が会社を変える】きっかけと安心を届けるホームページ

三河湾に面する愛知県半田市。豊かな漁場に恵まれたこの街に地元で人気の「寿司ダイニング季鮮花」はある。今回は、経営者の平林誠也氏、顧問税理士である鈴木健司氏、監査担当の畑中浩志氏に話を聞いた。

本当に良いものを届けたい
――開業された経緯を教えて下さい。

平林 調理師専門学校を卒業してから、ホテルの和食部門、料亭、イタリアンなど和食を中心に色々なお店で10年以上修業を積みました。お寿司の基本を学んだのは半田市内の料亭です。その後、回転寿司店にも勤めました。ただ、回転寿司のネタは冷凍物で鮮魚が少ないんですよ。私は、お客様に本当に良いものを食べてもらいたかった。それで、自分の車を使って仕事時間外でいいから仕入れに行きたいと上司に頼んで、名古屋の中央卸売市場に足を運ぶようになりました。2年経ち、顔も覚えてもらって、しっかり仕入れができるようになった時に、自分の店の開業を決意しました。
私自身昔から寿司が好きだったんですが、お寿司屋さんは敷居が高くてなかなか行けなかった。もう少し行きやすい、ランチでもお寿司が食べられ、家族でコース・会席料理が楽しめる。そんな気軽に来ていただけるお店にしたくて「寿司ダイニング季鮮花」を5年前にオープンしました。

――こだわりを教えて下さい。

平林 まず、お客様に安心して食べてもらえるよう、自分の目で確かめて一番鮮度が良いもの、産地のしっかりした素材を選んでいます。良いものがあれば、全国どこのものでも使います。このあたりですとアイナメ、メバルは全国で一番美味しい。海が近い土地柄、舌の肥えたお客様が多いので、良い食材は重要です。
また、今まで召し上がったことのない食材や料理を食べていただきたいという思いがあります。美味しいけど巡りあっていないものはたくさんありますから。市場で見て、使ったことのないものを和食に取り入れたり、洋風にして出してみたり工夫しています。料理は一つ一つじっくり作っているので、お客様をお待たせしないために完全予約制という形にさせてもらっています。

――どのようなお客様が多いですか。

平林 週末はご家族の方が中心ですが、昼間は女性のお客様がほとんどです。やはり口コミが一番ですし、そのためには女性は外せません。ランチメニューも女性を意識して考えています。チラシや看板、広告は一切やっていないんですが、お客様がお友達を連れて来てくださったり、口コミで広げていただいています。今ではランチは予約でいっぱいの状態です。

――ホームページをどのように活用されていますか。



平林 お店のオープン準備をしている時に時間があったので、自分でホームページビルダーを使って丸3日かけて作りました。でもパソコンのデータが飛んでしまい復元できなくなったんです。そんな時(顧問税理士の)鈴木先生と畑中さんから「BESTホームページ玉手箱コース(TKC自計化システム利用企業対象で3年間無償)」を勧めていただきました。仕事しながらホームページを作るのは時間がかかるのではと心配したのですが、本当に手軽にできました。思いついた時にスマートフォンでパシャっと撮ってそのままスマートフォンから更新できるので助かっています。
うちの店は郊外で道も少し分かりにくいので、初めて来られる方が迷わないようにホームページが灯のような役割になればと思っています。

――お客様からの反応はいかがですか。

平林 料理については細かく書いていないので、お問い合わせフォームから「どういう料理がありますか?」と質問をいただいたりします。以前は営業時間や休日も掲載していなかったので、そのことをご指摘いただいたこともあります。もちろんすぐに改善しました。
あと、スタッフが足りていないので万が一でも…という思いで求人情報を載せたところ、1人パートさんの採用につながりました。

Facebookと連動してアピール
――Facebookも活用されていますね。

平林 仕込みの様子や食材、料理の写真など基本的にはFacebookをメインに更新していて、重要なことはホームページにも掲載するようにしています。常連の方はもちろん、他のお客様にもたまにFacebookにしか載せていない情報を言われたりするんで、意外に見てくださっているんだなと驚きます。ホームページでFacebookページをアピールしているので、そこから覗いてくれる方もいると思います。ホームページのURLは名刺や箸袋でも案内していますので。

――今後の活用についてお聞かせください。

平林 今以上に情報を発信して、見てくださっているお客様を飽きさせないように、もっと見ていただけるようにしたいです。季節ごとに変えているメニューは載せたいですね。メニューが変わったんだ、じゃあ行こうかというきっかけにしてもらえれば。産地もしっかり掲載してお客様に安心感を提供できればと思います。小回りが利くのは小さい店舗ならではです。それをホームページにも活かしていきたいです。

――中小企業のウェブ活用についてどのようにお考えですか?

畑中 ホームページはただ作るだけでなく、閲覧者がどこから来てどこから出て行ったかをきちんと調べて、どうしたら興味を持っていただけるかを考えることが重要です。平林さんはご自身で勉強されてとても熱心に取り組まれているので、それが「見てもらえるホームページ」につながっているのだと思います。
鈴木 今、食品偽装が問題になっていて、世間でも関心が高まっています。季鮮花様のように、食材の産地や料理を作る過程を公開されることは、飲食店にとって有効な活用方法と言えます。お客様にきちんと情報を伝える手段としてホームページは最適なツールなのではないでしょうか。

この度は取材にご協力いただきまして、ありがとうございました。


寿司ダイニング 季鮮花
〒475-0966 愛知県半田市岩滑西町5-18-1
電話番号:0569-21-2881
HP http://sushidainingukisenka.hp.gogo.jp/pc/


(インタビュー・構成/アイ・モバイル株式会社 川上 陽子)


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